色がとても濃く、渋みがしっかりしていて酸も生きいきとした、骨格の強い黒ぶどう。ボルドーでは少量をブレンドに加えて、色・スパイス・力強さを足す役を担う。単一品種のワインは、濃くて力強い赤が好きな人向き。
香り
産地・造りによる違い
ボルドー左岸では、晩熟という性質を生かして格付けシャトーが少量をブレンドに加えるのが主な使い方。日本(登美の丘など)では単一品種で瓶詰めされ、凝縮感を前に出した造りもある。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
似た方向の品種(系統上のつながりは未確認):ボルドーのブレンド仲間のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー。色と骨格の強さで比べるならプティ・シラー(デュリフ)。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- ボルドーAOC
- フミーリャDOP
- GI山梨地理的表示(GI)
- GI大阪地理的表示(GI)
- サン・テミリオンAOC10%以下 / 唯一の補助品種
- クナワラGI0.3% / 17ha/2020年
- マイポ・ヴァレーDO補助品種 / 原文表記: Petit verdot
系統
親:VIVCに記載なし
子:VIVCに記載なし
VIVCの登録名は「VERDOT PETIT」。系統の欄もマーカー確認の欄も空欄。
メモ
CIVBによるとボルドーの黒ぶどう作付けの1.3%。ピレネー地方が起源で古くは「lambrusquet」と呼ばれた。晩熟なので暑い年ほど重宝される。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=12974VIVC 12974(VERDOT PETIT)。Pedigree confirmed by markers:空欄
味わいBordeaux Wine Council (CIVB)
https://www.bordeaux.com/en/grape-varieties/petit-verdot/「volume, assertive tannins, and vibrant acidity」「spice layered with hints of cocoa, coffee, violet and liquorice」
品種解説サントリー ワインスクエア
https://www.suntory.co.jp/wine/report/20231114000056.html「力強い、フルボディなワインを生む品種」
味わいVirginia Wine(ヴァージニア州ワイン委員会)
https://pages.virginiawine.org/varietals/Petit Verdot の項に「Blackberry · Black plum · Violet」
品種解説サントリー FROM FARM(登美の丘 プティ・ヴェルド)
https://japan-wine.direct.suntory.co.jp/products/lgpv20「深淵な黒系果実や黒コショウの香りときめが細かくも豊かなタンニン」「和牛のステーキや牛肉の赤ワイン煮込み、鰻の蒲焼に山椒をかけたもの」
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。