
渋みの骨格がはっきりしていて、飲んだあとも口の中に構造が残るタイプ。果皮が厚く色も濃いので、長く置けるワインになりやすい。ボルドーの「重い赤」の印象を作っているのがこの品種で、迷ったときの基準として一本知っておくと、ほかの品種の位置が測りやすくなる。
香り
産地・造りによる違い
ボルドー左岸は青い草やミントを思わせる涼しげな輪郭が出やすく、カリフォルニアはカシスのジャムに近い凝縮感、チリは清涼感のある果実味と価格の手頃さが持ち味。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- ボルドーAOC
- キャンティ・クラシコDOCG他品種と合わせて20%以下
- リベラ・デル・ドゥエロDO補助品種
- フミーリャDOP
- バロッサ・ヴァレー地理的表示補助品種
- ステレンボッシュWine of Origin南アフリカ全体のカベルネ植栽の29.7%
- GI山梨地理的表示(GI)
- GI北海道地理的表示(GI)
- GI長野地理的表示(GI)B類
- GI山形地理的表示(GI)
- GI大阪地理的表示(GI)
- コート・ド・プロヴァンスAOC補助品種
- サン・テミリオンAOC
- シノンAOC10%以下
- プリオラートDOQ(スペイン語表記 DOCa)補助品種 / 認可品種
- ナパ・ヴァレーAVA54% / 約25,000エーカー
- クナワラGI64.5% / 3,771ha/2020年
- マイポ・ヴァレーDO原文表記: Cabernet sauvignon (Cabernet)
- マディランAOC補助品種
- ソミュール・シャンピニーAOCピノー・ドニスとの合計で15%まで / 原文表記: Cabernet-Sauvignon N
- ブルグイユAOC10%まで / 原文表記: Cabernet-Sauvignon N(cépage accessoire)
- ガイヤックAOC補助品種
- フロントンAOCカベルネ・フランとの合計で25%まで
- ルエダDO赤の認可品種
- ペネデスDO
- ボルゲリDOC赤は0〜100%
- アレンテージョDOC原文表記: Cabernet-Sauvignon
- ソモンターノDO原文表記: Cabernet Sauvignon
- ナバーラDO原文表記: Cabernet Sauvignon
- モンサンDO原文表記: Cabernet sauvignon
- パルメラDOC原文表記: Cabernet-Sauvignon
- ターヴォラ・ヴァローザDOC原文表記: Cabernet-Sauvignon
- カリニェナDO赤の主要品種
- カンポ・デ・ボルハDO
- カラタユドDO
- ウティエル・レケナDO優先品種
- ラ・マンチャDO
- テラ・アルタDO認可品種
- キャンティDOCGカベルネ・フランとの合計で15%まで(コッリ・セネージは10%まで)
- アルト・アディジェ(南チロル)DOC単一品種表示は85%以上
- オビドスDOP赤
- アレンケールDOP赤
- アルーダDOP赤
- トレス・ヴェドラスDOP赤
- ヴュルテンベルクg.U.63°Oeの枠
- オークヴィルAVA制定時の最終規則に挙がっている品種。規定上の義務ではない
- コロンビア・ヴァレーAVA制定時の最終規則に挙がっている品種。規定上の義務ではない(1984年当時の実態)
- シガレスDO認可品種
- アルランサDO赤の二次品種
- コンカ・デ・バルベラDO赤
系統
親:カベルネ・フラン × ソーヴィニヨン・ブラン
子:VIVCに記載なし
親を共有する品種:メルロー
メモ
黒ぶどうと白ぶどうの偶発交配から生まれた。ソーヴィニヨン・ブランが親であることはDNA解析で判明した。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=1929VIVC 1929。Pedigree confirmed by markers: CABERNET FRANC × SAUVIGNON
味わいCIVB(ボルドーワイン委員会)
https://www.bordeaux.com/en/grape-varieties/cabernet-sauvignon/「lots of tannin, bright acidity」
味わいAustralian Wine(Wine Australia)
https://www.australianwine.com/australian-wine-discovered/varieties/cabernet-sauvignon-and-blends「powerful, structured, with beautifully assertive tannins」/指標は Late・Acidic・Powerful
品種解説エノテカ
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/3288/「どっしりとしたフルボディが多い」。産地別の傾向も整理されている。
品種解説メルシャン(キリン)ワインアカデミー
https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/grape/cabernet_sauvignon.html品種の位置づけと産地差の解説。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。