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当サイトが一次資料から確認した産地192件・品種54件のデータを横に並べて、数字の意味が産地で食い違うところを拾っています。記事は現在3本で、新しい調査はせず、すでに出典のついたデータだけで書いています。

規定を横に並べる同じ「18か月」でも中身が違う——スパークリングの熟成規定を、数え始めから並べ直すスパークリングワインの最低熟成期間は、産地ごとに数え始めが違うため直接は比べられない。シャンパーニュ15か月はティラージュ起点、フランチャコルタ18か月は澱の上にいた期間、カバ18か月はティラージュからデゴルジュマンまでを指す。当サイトが規定を確認した範囲では、義務のないランブルスコ・ディ・ソルバーラから60か月のフランチャコルタ・リゼルヴァまで幅がある。

規定を横に並べる「何%」の前に「何に対しての%か」——ワインの比率規定は、3つの違うものを数えているワインの生産規定に出てくる品種の比率は、「経営体の作付け全体」「ひとつの区画」「アッサンブラージュ(出荷するワイン)」のいずれに対する割合なのかが条文で指定されており、産地によって違う。エルミタージュは同じ85%という数字を作付けとアッサンブラージュの両方に別々に課し、マルゴーのカステは作付けで5%以下・アッサンブラージュで10%以下と上限そのものが違う。

規定を横に並べる「収量の上限」は1つではない——基本・絶対上限・名乗れなくなる線の、3段を分けて読むワインの収量制限は、基本収量・絶対上限(rendement butoir)・それを超えると収穫全量が名称を失う線、の最大3段で書かれる。段数は産地によって違い、バンドールのように基本と上限が同じ1段の産地もあれば、タヴェル46→50→52、ヴァケラス36→40→42のように3段を持つ産地もある。シャトー・シャロンは基本30に対して上限50と、差が20いちばん開いている。