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用語集

渋み(タンニン)

Tannin

数値の裏づけ なし

果皮・種子・果梗、そして樽材に由来するポリフェノール。口の中でタンパク質と結びついて、収斂(しゅうれん)と呼ばれるざらつきを生む。強さを表す公的な数値基準は存在しない。

オーストラリアワイン研究所(AWRI)は、ぶどうのタンニンが醸造の過程で複雑な反応を経てワインのタンニンに変わっていくと説明している。抽出の条件——発酵温度、容器、酵母——で最終的な口当たりが変わるため、同じ品種でも造り手によって渋みの出方が違う。

OIVには「醸造用タンニン」という添加物としての規格があるが、これはワインに含まれる天然のタンニン量や渋みの強さを段階分けするものではない。混同されやすい。

この軸が強い品種・弱い品種

当サイトが掲載している21品種を、この軸の★が高い順に並べたものです。★は公的な数値ではなく、各国のワイン公式機関の記述をこちらで5段階に変換したものです。

品種渋み
カベルネ・ソーヴィニヨン5
ネッビオーロ5
プティ・シラー(デュリフ)5
ムールヴェードル(モナストレル)5
サンジョヴェーゼ4
シラー/シラーズ4
ピノタージュ4
ブラウフレンキッシュ4
マルベック(コット)4
カベルネ・フラン3
カルメネール3
ツヴァイゲルト3
テンプラニーリョ3
プリミティーヴォ(ジンファンデル)3
メルロー3
ガメイ2
グルナッシュ(ガルナッチャ)2
サンソー2
バルベーラ2
ピノ・ノワール2
マスカット・ベーリーA1

出典

定義AWRI(オーストラリアワイン研究所)
https://www.awri.com.au/measuring-grape-tannins/ぶどうのタンニンの測定について「Wine tannin starts with the base molecules of grape tannin, but evolves through a series of complex reactions」

定義OIV 国際エノロジー・コーデックス(醸造用タンニン)
https://www.oiv.int/standards/international-oenological-codex/part-i-monographs/monographs/oenological-tannins添加物としてのタンニンの規格。味わいの基準ではない