
渋みが強く、色も非常に濃い。若いうちは硬さと野性的な香りが目立つが、時間が経つとトリュフや革のような複雑さに変わる。スペインのフミーリャ産は1,500円前後から手に入り、「安くて濃い赤」を探すときの有力候補。
香り
産地・造りによる違い
栽培の9割以上がスペイン(モナストレル)。フランスのバンドールは最低18か月の樽熟成が義務づけられた長期熟成型で、この品種の最高峰とされる。フミーリャはより果実が前に出る早飲みスタイル。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
VIVCに親の記載がないため系統はたどれません。同じ南仏のブレンド仲間ならグルナッシュ(ガルナッチャ)やシラー/シラーズ(系統上のつながりは未確認)。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- シャトーヌフ・デュ・パプAOC
- フミーリャDOP品種名表示には85%以上
- コート・デュ・ローヌAOCシラーとの合計で20%以上 / 原文表記: Mourvèdre N
- ジゴンダスAOCサンソー・シラーとの合計で15%以上 / 規定上は cépage complémentaire
- バンドールAOC赤は50〜95%、ロゼは20〜95% / 原文表記: mourvèdre N
- コート・ド・プロヴァンスAOC主要品種合計で70%以上
- マイポ・ヴァレーDO原文表記: Mourvedre (Monastrell, Mataro)
- コルビエールAOC
- ペネデスDO原文表記: Monastrell
- カバDO原文表記: MONASTRELL
- モンサンDO原文表記: Monastrell
- カリニェナDO赤の副品種
- カラタユドDO原文表記: Monastrell
- ウティエル・レケナDO優先品種 / 原文表記: Monastrell
- ラ・マンチャDO原文表記: Monastrell
- コンカ・デ・バルベラDO赤
系統
親:VIVCに記載なし
子:VIVCに記載なし
メモ
VIVCに親の記載なし。スペインのフミーリャ産なら1,500円前後から。渋みの強い赤を安く試したいときの選択肢。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=7915VIVC 7915。親は記載なし(Full pedigree: NO)。
味わいInter Rhône(ローヌワイン委員会)
https://www.vins-rhone.com/en/mourvedre-grape-variety「powerful, ample, tannic wine, yet of great finesse」「Its tannins are tight, with excellent aging potential」
品種解説DOP Jumilla(ジュミラ原産地呼称委員会)
https://jumilla.wine/en/our-grape-varieties/「Powerful tannins, aromatic intensity and medium acidity」「silky mouth-feel」。
品種解説マヴィ
https://shop.mavie.co.jp/collections/cepage-mourvedre「複雑で骨格のある味わい」。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。