名前のとおりタンニンが看板の黒ぶどう。フランス南西部マディランの主役で、色が濃く、力強く骨格のあるワインになり、長期熟成に耐える。原産地を上回る生産量を持つウルグアイでは、より熟したまろやかなタンニンのスタイルが多い。
香り
産地・造りによる違い
マディランでは呼称の最低50%、上級キュヴェでは80〜100%を占め、樽を使った硬質で長期熟成型の赤になる。ウルグアイは「taninos maduros y suaves」「una estructura aterciopelada」と自国機関が表現する、より丸いスタイル。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
マディランでタナに混ぜられる相方がカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨン。同じ強いタンニンの方向で比べるならムールヴェードル(モナストレル)、酸とタンニンが両方高い骨格という点ではネッビオーロが近い(いずれも系統上のつながりは未確認)。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
系統
親:VIVCに記載なし
子:VIVCに記載なし
VIVC 12257。系統の欄もマーカー確認の欄も空欄。
メモ
VIVCでは親もマーカー確認の系統も記載がない。フランス産(マディラン)とウルグアイ産では渋みの出方がかなり違うので、渋みが苦手ならウルグアイ産から入るのが無難。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=12257VIVC 12257。markers欄:空欄
味わいIFV Occitanie(フランス・ぶどうとワイン研究所)
https://www.vignevin-occitanie.com/fiches-pratiques/cepages-et-porte-greffes-utilises-dans-le-sud-ouest/le-tannat-n/「des vins colorés, très tanniques et nerveux」「puissants, charpentés」
品種解説Vins de Madiran et Pacherenc du Vic-Bilh(原産地呼称団体)
https://madiran-pacherenc.com/blog/2021/01/06/decouvrir-les-cepages-emblematiques-de-lappellation-madiran/「un cépage très singulier pour ses tannins」「minimum 50% de l'encépagement」
品種解説INAVI(ウルグアイ国立ぶどう栽培醸造院)
https://www.inavi.com.uy/variedades/「Uruguay es hoy el principal productor de Tannat」
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。