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白ぶどう

デラウェア

Delaware

日本では生食用ぶどうとしておなじみだが、ワイン用としても山形・大阪を中心に主力を担う品種。ぶどうジュースを思わせる甘い香り(フォクシー・フレーバー)を持ちながら、軽やかでさっぱりした白に仕上がる。香りは甘いのに味は辛口、というギャップが面白い。

香り

ぶどうジュース白い花

産地・造りによる違い

辛口の軽やかな白が中心だが、甘口も古くからの定番。近年は瓶内二次発酵や田舎方式のスパークリングが増えている。国税庁の地理的表示「大阪」では、通常のデラウェアと早摘みデラウェアで果汁糖度の基準が分けられている。

次に試すなら

同じGI産地の軽やかな辛口白としては甲州。日本の定番という点ではマスカット・ベーリーA(赤)。いずれも系統上のつながりは未確認。

この品種が認められている産地

原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。

系統

親:VIVCに記載なし
子:VIVCに記載なし

VIVC 3498の記載は「(LABRUSCA X AESTIVALIS) X VINIFERA」という種レベルの記述にとどまり、品種名の親は特定されていない。マーカー確認欄は空欄。

メモ

国税庁の地理的表示の生産基準に広く載る品種で、「山梨」には甲州やマスカット・ベーリーAと並んで、「山形」にはラブラスカ種の筆頭として、「大阪」には主体品種として記載される。VIVCの果皮色は「ROUGE」だが、果皮がピンク色なだけで造られるワインは白。

出典

親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=3498VIVC 3498。原産国アメリカ、Vitis interspecific crossing。markers欄:空欄

味わい大阪府
https://www.pref.osaka.lg.jp/ryutai/osaka_mon/budouwain.html「凝縮された果実味と穏やかな酸味、ほどよい旨みを感じることができ、心地よい余韻が残るのが特徴」。デラウェアのワイン利用は「世界的に見てめずらしく、大阪を特徴づける品種」

味わい大阪ワイナリー協会(地理的表示「大阪」管理委員会)
https://www.osaka-winery.com/japan/gi%E5%A4%A7%E9%98%AA/「凝縮された果実味と穏やかな酸味やほどよい旨味を感じることができ、心地よい余韻が残る、食との相性が良いものである」

品種解説国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/161216_besshi01.htm地理的表示「山形」生産基準。ラブラスカ種の筆頭にデラウェア

品種解説国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/210630_osaka_besshi01.htm地理的表示「大阪」生産基準。「大阪のワインは、デラウェア等の食用品種を主体とし」。果汁糖度18.0%以上/早摘み12.0%以上

品種解説国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/170619_besshi01.htm地理的表示「山梨」生産基準にもデラウェアが明記

各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。