品種そのものの香りは弱く、産地と造り方がそのまま表に出る。だから「シャルドネの味」は一つに定まらない。樽を使わなければ引き締まった辛口、樽を使えばバニラやナッツの香りが乗った厚みのある白になる。この振れ幅の大きさが、世界中で植えられている理由でもある。
香り
産地・造りによる違い
シャブリは引き締まってミネラルを感じるタイプ。コート・ド・ボーヌは豊満で力強い。マコネは柔らかく果実的。カリフォルニアやオーストラリアには樽をしっかり効かせたものが多い。
合う料理
同じ両親から生まれた兄弟がアリゴテとミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)——どちらも酸がはっきりして価格は控えめです。赤の兄弟はガメイ。
系統
親:グエ・ブラン × ピノ・ノワール
子:VIVCに記載なし
親を共有する品種:エスタライヒッシュ・ヴァイス、ガメイ、アリゴテ、ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)、コロンバール、リースリング、ブラウフレンキッシュ、マドレーヌ・ロワイヤル、サン・ローラン、ピノ・グリ、ピノタージュ
VIVCの記載は「Heunisch Weiss × Pinot」。親2はピノ群としての記載です。
メモ
ガメイ・アリゴテ・ミュスカデと同じ両親から生まれた兄弟。品種そのものの香りは弱く、産地と造りで表情が変わる。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=2455VIVC 2455。Pedigree confirmed by markers: Heunisch Weiss × Pinot
味わいBIVB(ブルゴーニュワイン委員会)
https://www.vins-bourgogne.fr/vins-et-terroirs/nos-cepages-nos-couleurs/chardonnay/chardonnay-l-interprete-du-terroir,2792,10501.html「faible intensité aromatique(香りの強さは弱い)」。シャブリは「tendus, frais et minéraux」、コート・ド・ボーヌは「amples, ronds et puissants」
品種解説メルシャン(キリン)ワインアカデミー
https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/grape/chardonnay.html産地の気候による酸の違い、樽の有無による性格の差。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。