
酸が高く、その酸のおかげで甘さがあってもだれない。辛口から極甘口まで同じ品種で造り分けられるのは、この酸があるから。ラベルに「trocken(辛口)」などの表記があるので、甘辛はそこで確認できる。熟成すると石油を思わせる独特の香りが出る。
香り
産地・造りによる違い
ドイツのモーゼルは軽やかで甘みを残したものが多く、アルザスはしっかりした辛口。オーストラリアのクレア・ヴァレーはライムのような酸のはっきりした辛口。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
子のミュラー・トゥルガウは酸が穏やかで飲みやすくなります。グエ・ブランを親に共有する異母兄弟がシャルドネ・アリゴテ・ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)、そして赤のブラウフレンキッシュ。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- アルザスAOC
- モーゼル栽培地域5,156ha・白ぶどう面積の約69%
- ラインガウ栽培地域2,355ha・地域の約76%
- ヴァッハウDAC単一畑でも認められる2品種のひとつ
- GI山梨地理的表示(GI)
- GI北海道地理的表示(GI)
- GI長野地理的表示(GI)B類
- GI山形地理的表示(GI)
- GI大阪地理的表示(GI)
- ファルツ栽培地域24.9% / 5,926ha/2024年
- バーデン栽培地域5.4% / 836ha/2024年
- ラインヘッセン栽培地域19.7% / 5,438ha/2024年
- ウィラメット・ヴァレーAVA0.9% / 319エーカー/2024年。州規則で90%表示
- クナワラGI0.8% / 45ha/2020年
- セントラル・オタゴGI2.2% / 44.85ha/2025年
- マイポ・ヴァレーDO原文表記: Riesling
- ルエダDO認可品種
- ペネデスDO
- ソモンターノDO原文表記: Riesling
- ターヴォラ・ヴァローザDOC原文表記: Riesling
- ラ・マンチャDO
- カンプタールDAC原文表記: Riesling
- クレムスタールDAC原文表記: Riesling
- アルト・アディジェ(南チロル)DOC単一品種表示は85%以上
- オビドスDOP白
- ナーエg.U.キャビネットより上の段階で単独の枠
- フランケンg.U.シルヴァーナーと同じ枠
- ヴュルテンベルクg.U.最低57°Oeの枠
- アールg.U.最低55°Oeの枠
- ミッテルラインg.U.すべての段階で単独の枠
- ヘシッシェ・ベルクシュトラーセg.U.アウスレーゼで単独の枠(95°Oe)
- コロンビア・ヴァレーAVA制定時の最終規則に挙がっている品種。規定上の義務ではない(1984年当時の実態)
系統
親:グエ・ブラン
子:ミュラー・トゥルガウ
親を共有する品種:エスタライヒッシュ・ヴァイス、シャルドネ、ガメイ、アリゴテ、ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)、コロンバール、ブラウフレンキッシュ
VIVCの記載は「? × HEUNISCH WEISS」。片方の親のみ判明。
メモ
グエ・ブランの子なので、シャルドネ・ガメイ・アリゴテ・ミュスカデとは異母(異父)兄弟にあたる。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=10077VIVC 10077。Pedigree confirmed by markers: ? × HEUNISCH WEISS
味わいDeutsches Weininstitut(ドイツワイン協会)
https://www.deutscheweine.de/rebsorte/105/riesling「eine rassige Säure(きりっとした酸)」「Im Duft dominieren Pfirsich oder Apfel」。辛口から極甘口まで全ての味わいの段階が造られる。
品種解説メルシャン(キリン)ワインアカデミー
https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/grape/riesling.html「爽やかな辛口から甘口まで」というスタイルの幅。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。