リベラ・デル・ドゥエロ(Ribera del Duero DO)はスペインのDO。規定に6品種が列挙されている。比率が決まっているのはテンプラニーリョ(ティント・フィノ)(赤は75%以上)など2品種。当サイトは一次資料1件から引いている。
テンプラニーリョ75%以上。この土地では「ティント・フィノ」「ティンタ・デル・パイス」と呼ばれる。白はアルビージョ・マヨール75%以上で、これはテンプラニーリョの親にあたる品種。
規定で認められている品種
生産規定に列挙されている品種です。当サイトに解説ページがあるものはリンクしています。
黒ぶどう・共通
白ぶどう
- アルビージョ・マヨール白は75%以上
規定の要点
- 赤:テンプラニーリョ75%以上
- 白:アルビージョ・マヨール75%以上
- ロゼ/クラレテ:認可黒ぶどう品種50%以上
- クリアンサ:24か月以上(樽12か月以上)
- レセルバ:36か月以上(樽12か月以上)
- グラン・レセルバ:60か月以上(樽24か月以上)
この産地でわかったこと
赤はテンプラニーリョ75%以上。面白いのは白の規定で、アルビージョ・マヨール75%以上——これはテンプラニーリョの親にあたる品種です。親と子が同じ呼称の中で、白と赤をそれぞれ担当している形になっています。
出典
生産規定Consejo Regulador Ribera del Duero(生産規定)
https://www.riberadelduero.es/sites/default/files/2023-08/PLIEGO_DOUE%2031-07-23_0.pdfリベラ・デル・ドゥエロDOの pliego de condiciones(EU官報掲載版)「un 75%, como mínimo, de la variedad Tempranillo o Tinto Fino o Tinta del País」
規定は改正されます。掲載しているのは各出典を確認した時点の内容です。実際の商品がその規定に沿っているかは、生産者の表示をご確認ください。フランスのAOCについては、INAOが公開する生産規定に改正案(PNO版)と官報で確定した版があります。PNO版は旧い数値に取り消し線を引いて新しい数値を併記する形式のため、当サイトは新しい数値を採用し、確定版で突き合わせられなかったものはその旨を書いています。イタリアは農業・食料主権・森林省(Masaf)が公開する統合版の生産規定、スペインは農業・漁業・食料省(MAPA)または州の所管機関・統制委員会が公開する生産規定、ポルトガルはブドウ・ワイン研究所(IVV)とドウロ・ポルトワイン協会(IVDP)が公開する生産規定・技術仕様書、オーストリアは連邦法令情報システム(RIS)のDAC法令と連邦農林・地域・水資源省(BMLUK)が公開する製品仕様書を使っています。ドイツは欧州委員会のeAmbrosiaに登録された製品仕様書(Technische Unterlage)を使っています。フランスの一部の産地も、eAmbrosiaに登録されたEU登録版の技術仕様書を使っています。これは改正案(PNO版)が混ざらない代わりに要約文書なので、最低糖度や品種の比率が記載されていないことがあり、その場合はその旨を書いています。アメリカのAVAは電子連邦規則集(eCFR)の27 CFR Part 9 が条文で、承認の根拠は制定時に連邦官報(Federal Register)に載った最終規則の前文にあります。1994年より前の最終規則は連邦官報のサイトに収録がないため、アルコール・タバコ税貿易局(TTB)が自ら公開しているPDFを使っています。