ニューサウスウェールズ州にあるオーストラリア最古の産地のひとつで、1996年5月1日にGI登録。辛口セミヨンの世界的な基準産地とされる。GIの面積は19,578km²、ぶどう畑は2,605ha。
実際に多く植えられている品種
オーストラリアのGI(地理的表示)は産地の境界線を法的に確定する制度で、品種や醸造方法を指定しない。Wine Australia の保護GI登録簿に載るハンター・ヴァレーの項目も、マリワ郡北西端から始まる境界の文言だけで構成されていて、品種に関する条項は一切ない。したがってセミヨンが主役であることは規定ではなく、実際の栽培・生産の実績で示すしかない。
ぶどう畑2,605haという数字に、Wine Australia は調査年を明記していません。全国のセミヨン栽培面積4,569haは2020年の値です。
黒ぶどう・共通
- シラーズ地元表記はShiraz。栽培品種の筆頭に挙げられる
白ぶどう
- セミヨンWine Australia が「region の白の主役(the stellar white variety)」と位置づける品種。早摘みで低アルコールに仕上げ、瓶熟で開く辛口スタイル
- シャルドネ
- ヴェルデーリョこの産地の特徴的な白品種のひとつ
制度上の位置づけ
- 1996年5月1日に保護GI登録簿へ登録。境界はハンター・ヴァレー流域(Hunter Valley Catchment)にほぼ沿って引かれている。
- GIの面積は19,578km²、うちぶどう畑は2,605ha。
- 登録簿には品種に関する規定がなく、主な栽培品種はシラーズ、セミヨン、シャルドネ、ヴェルデーリョ。
- オーストラリア全体のセミヨン栽培面積は4,569ha(2020年)で、その過半はリヴェリナ産。ハンター・ヴァレーは面積では小さいが辛口セミヨンの品質産地として評価されている。
出典
統計・制度Wine Australia — Register of Protected GIs, Hunter Valley
https://www.wineaustralia.com/labelling/register-of-protected-gis-and-other-terms/geographical-indications/hunter-valleyGIの法的登録簿の本文。登録日と境界の記載のみで品種規定がないことの根拠「The border is substantially delineated by the boundary of the Hunter Valley Catchment, an area managed by the Hunter Catchment Management Trust.」
統計・制度Wine Australia — Hunter Valley (Regions and varieties)
https://www.wineaustralia.com/market-insights/regions-and-varieties/new-south-wales-wines/hunter-valleyGI面積・ぶどう畑面積・主要品種の統計(年次の明記なし)「The GI is 19,578 km2 in size and has a total of 2,605 hectares of vineyards.」
統計・制度Wine Australia — Semillon
https://www.wineaustralia.com/market-insights/regions-and-varieties/semillonオーストラリア全国のセミヨン栽培面積(2020年)「4,569ha Total plantings (2020)」
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