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フランス / AOC

ソミュール・シャンピニー

Saumur-Champigny

ロワール中流の赤だけのAOC。カベルネ・フランが主役で、補助品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとピノー・ドニスの2つ合わせて15%まで。隣のブルグイユが「カベルネ・ソーヴィニヨン単独で10%まで」と決めているのと、枠の作り方が違う。

規定で認められている品種

生産規定に列挙されている品種です。当サイトに解説ページがあるものはリンクしています。

黒ぶどう・共通

  • カベルネ・フラン原文表記: Cabernet franc N(cépage principal)
  • カベルネ・ソーヴィニヨンピノー・ドニスとの合計で15%まで / 原文表記: Cabernet-Sauvignon N
  • ピノー・ドニスカベルネ・ソーヴィニヨンとの合計で15%まで / 原文表記: Pineau d'Aunis N。ロワール在来の黒ぶどう

規定の要点

  • 補助品種の合計が15%以下。カベルネ・ソーヴィニヨン単独の上限は定められていない
  • 収量57hl/ha(上限69hl/ha)。最低自然アルコール度数10.5%(果汁の糖度180g/L以上)
  • 灌漑禁止。植密度は4,000本/ha以上
  • マロラクティック発酵の完了が条件で、リンゴ酸は0.4g/L以下

この産地でわかったこと

同じカベルネ・フランの赤でも、ブルグイユは「カベルネ・ソーヴィニヨン単独で10%まで」、ここは「補助品種2種の合計で15%まで」。数字が違うだけでなく、「1品種ずつ縛る」か「まとめて縛る」かという枠の作り方そのものが違います。

出典

生産規定INAO(フランス国立原産地・品質研究所)
https://extranet.inao.gouv.fr/fichier/2.11-PNO-CDC-Saumur-Champigny-modifi%C3%A9.pdfAOC「Saumur-Champigny」生産規定(PNO版)第I章 V項・VII項・VIII項・IX項「La proportion de l'ensemble des cépages accessoires est inférieure ou égale à 15 %」

規定は改正されます。掲載しているのは各出典を確認した時点の内容です。実際の商品がその規定に沿っているかは、生産者の表示をご確認ください。なおINAOが公開する生産規定には、改正案(PNO版)と官報で確定した版があります。PNO版は旧い数値に取り消し線を引いて新しい数値を併記する形式のため、当サイトは新しい数値を採用し、確定版で突き合わせられなかったものはその旨を書いています。