酸が穏やかで、香りにマスカットのニュアンスが出る。軽く親しみやすい味わいで、ワインを飲み慣れていない人にも入りやすい。1883年に交配された品種で、長く「リースリング×シルヴァーナー」と信じられていたが、DNA解析で親が違うと判明した有名な例。
香り
産地・造りによる違い
ドイツのラインヘッセンで栽培面積が大きい。北イタリアや日本の北海道でも造られていて、そちらは酸のはっきりしたタイプが多い。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
親のリースリングへ。同じ果実の方向で、酸と骨格がはっきりします。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- モーゼル栽培地域補助品種 / 679ha
- ヴァッハウDAC補助品種
- GI北海道地理的表示(GI)
- GI長野地理的表示(GI)B類
- GI山形地理的表示(GI)
- ファルツ栽培地域6.6% / 1,563ha/2024年
- バーデン栽培地域13.5% / 2,081ha/2024年
- ラインヘッセン栽培地域13.7% / 3,797ha/2024年。ドイツ全体の約1/3
- アルト・アディジェ(南チロル)DOC単一品種表示は85%以上 / 原文表記: Müller Thurgau
- ナーエg.U.シルヴァーナーと同じ枠
- ヴュルテンベルクg.U.60°Oeの枠
- アールg.U.
系統
親:リースリング × マドレーヌ・ロワイヤル
子:VIVCに記載なし
育成者の記録は「リースリング × シルヴァーナー」だが、DNA解析では「リースリング × マドレーヌ・ロワイヤル」。VIVCは両方を併記しています。当サイトはDNA解析側を採用。
メモ
1883年にヘルマン・ミュラーが交配。長く「リースリング×シルヴァーナー」と信じられていたが、DNA解析で誤りと判明した代表例。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=8141VIVC 8141。Markers: RIESLING × MADELEINE ROYALE / 育成者記録: RIESLING WEISS × SILVANER GRUEN。交配年1883。
味わいDeutsches Weininstitut(ドイツワイン協会)
https://www.deutscheweine.de/rebsorte/104/m%C3%BCller-thurgau「Die Säure fällt eher mild aus(酸は穏やか)」「mittlerer Körper(中程度のボディ)」「feinfruchtigen Muskataroma」
品種解説ドイツワイン協会(日本語)
https://jp.winesofgermany.com/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8B/%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A6%E5%93%81%E7%A8%AE/%E8%A9%B3%E7%B4%B0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%96%E3%83%89%E5%93%81%E7%A8%AE/104/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A6「酸味は穏やかな傾向」「素朴なデイリーワイン」。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。