シラー100%の赤しかつくれないAOC。北ローヌで唯一、白ぶどうの混醸枠がまったくない。剪定も1株8芽までと7産地でもっとも厳しく、制度そのものが低収量に寄せて設計されている。
規定で認められている品種
生産規定に列挙されている品種です。当サイトに解説ページがあるものはリンクしています。
黒ぶどう・共通
- シラー100% / 原文表記: Syrah N。補助品種の規定なし
規定の要点
- シラー単一品種。白ぶどうの混醸枠は0%
- 白はつくれない。コルナスは赤のみのAOC
- 収量40hl/ha(上限46hl/ha)。最低自然アルコール度数10.5%
- 手摘みが義務
- 剪定は1株8芽(yeux francs)までで、北ローヌ7産地のなかで最も厳しい
- 植密度は4,400本/ha以上(エルミタージュ・コート・ロティの6,000本より緩い)
- ガラス瓶での出荷のみ
この産地でわかったこと
エルミタージュ15%、コート・ロティ20%という混醸枠のなかで、コルナスだけが0%です。北ローヌで「シラーだけの赤」を制度として名乗れるのは、ここだけということになります。
出典
生産規定INAO(フランス国立原産地・品質研究所)
https://extranet.inao.gouv.fr/fichier/PNO2023AOPCornas.pdfAOC「Cornas」生産規定(PNO2023版)第I章 V項・VIII項「Les vins sont issus du cépage syrah N.」
規定は改正されます。掲載しているのは各出典を確認した時点の内容です。実際の商品がその規定に沿っているかは、生産者の表示をご確認ください。なおINAOが公開する生産規定には、改正案(PNO版)と官報で確定した版があります。PNO版は旧い数値に取り消し線を引いて新しい数値を併記する形式のため、当サイトは新しい数値を採用し、確定版で突き合わせられなかったものはその旨を書いています。