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イタリア / DOCG

モンテファルコ・サグランティーノ

Montefalco Sagrantino DOCG

ウンブリアの赤のDOCG。サグランティーノ100%で、セッコとパッシートの2タイプ。熟成義務が33か月と月単位で書かれている。

規定で認められている品種

生産規定に列挙されている品種です。当サイトに解説ページがあるものはリンクしています。

黒ぶどう・共通

  • サグランティーノ100%(exclusivamente) / 原文表記: Sagrantino。当サイトに品種ページはまだありません

規定の要点

  • 品種はサグランティーノのみ(esclusivamente dal vitigno Sagrantino)
  • タイプはセッコ(辛口)とパッシート(陰干し)の2つ
  • 収量は8t/ha
  • ぶどうからワインへの歩留まりはセッコ65%(52hl/ha)、パッシート35%(28hl/ha)
  • 最低自然アルコール度数はセッコ12.50%vol、「ヴィーニャ」表示13.50%vol、パッシート17.00%vol
  • 熟成は収穫年の12月1日から33か月以上。セッコはうち12か月以上をオーク樽で、さらに瓶で4か月以上
  • 消費時の総アルコールはセッコ13.00%vol(ヴィーニャ13.50%vol)、パッシート18.00%vol。無還元エキスはセッコ26.0g/L、パッシート35.0g/L

この産地でわかったこと

同じ畑・同じ品種から、セッコは歩留まり65%、パッシートは35%。陰干しで水分が抜ける分だけ、ワインになる量がちょうど半分近くまで落ちます。熟成の書き方も特徴的で、「3年」ではなく「33か月」。しかも起点が収穫年の12月1日に固定されていて、そこから12か月以上のオーク樽と4か月以上の瓶熟成が内訳として指定されています。全体の長さ・樽の最低・瓶の最低を3つ別々に決める書き方です。

出典

生産規定イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)— Montefalco Sagrantino DOP(DOCG)統合版生産規定
https://www.masaf.gov.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/19833DM 3 luglio 2023 の通常改正を反映した統合版。第1条 タイプ、第2条 品種、第4条 収量・歩留まり・最低自然アルコール、第5条 熟成、第6条 消費時の分析値(2026年10月6日に確認)「deve essere ottenuto dalle uve provenienti dai vigneti composti esclusivamente dal vitigno 'Sagrantino'.」

生産規定イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)— 同生産規定 第5条
https://www.masaf.gov.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1983333か月の熟成義務の条文「almeno trentatre mesi, a decorrere dal 1° dicembre dell'anno di produzione delle uve」

規定は改正されます。掲載しているのは各出典を確認した時点の内容です。実際の商品がその規定に沿っているかは、生産者の表示をご確認ください。フランスのAOCについては、INAOが公開する生産規定に改正案(PNO版)と官報で確定した版があります。PNO版は旧い数値に取り消し線を引いて新しい数値を併記する形式のため、当サイトは新しい数値を採用し、確定版で突き合わせられなかったものはその旨を書いています。イタリアは農業・食料主権・森林省(Masaf)が公開する統合版の生産規定、スペインは農業・漁業・食料省(MAPA)または州の所管機関・統制委員会が公開する生産規定、ポルトガルはブドウ・ワイン研究所(IVV)とドウロ・ポルトワイン協会(IVDP)が公開する生産規定・技術仕様書、オーストリアは連邦法令情報システム(RIS)のDAC法令と連邦農林・地域・水資源省(BMLUK)が公開する製品仕様書を使っています。ドイツは欧州委員会のeAmbrosiaに登録された製品仕様書(Technische Unterlage)を使っています。アメリカのAVAは電子連邦規則集(eCFR)の27 CFR Part 9 が条文で、承認の根拠は制定時に連邦官報(Federal Register)に載った最終規則の前文にあります。1994年より前の最終規則は連邦官報のサイトに収録がないため、アルコール・タバコ税貿易局(TTB)が自ら公開しているPDFを使っています。