
ぶどうそのものの香りがそのままワインになる、珍しいタイプ。多くの品種は発酵で香りが変化するが、マスカット系は原料の香りが残る。甘口に仕立てられることが多く、辛口版もあるが流通は少ない。
香り
産地・造りによる違い
南フランスのミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズは甘口の代表格。イタリアのアスティでは微発泡の甘口になる。ギリシャにも古い産地がある。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
子がマスカット・オブ・アレキサンドリア、孫が辛口のトロンテス・リオハーノ。マスカットの香りが辛口に変わっていく系統がたどれます。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- アルザスAOC
- ヴァッハウDAC補助品種
- GI北海道地理的表示(GI)
- プリオラートDOQ(スペイン語表記 DOCa)白の認可品種
- トロDO白の補助品種
- ルエダDO認可品種 / 原文表記: Moscatel de grano menudo
- ペネデスDO原文表記: Moscatel de grano menudo
- セトゥーバル(モスカテル)DOC原文表記: Moscatel-Galego-Branco
- ナバーラDO原文表記: Moscatel de grano menudo
- モンサンDO原文表記: Moscatel de grano menudo
- カンポ・デ・ボルハDO原文表記: Moscatel de Grano Menudo
- ウティエル・レケナDO優先品種から外れている / 原文表記: Moscatel de grano menudo
- ラ・マンチャDO原文表記: Moscatel de grano menudo
- テラ・アルタDO認可品種 / 原文表記: Moscatell de gra petit
- コロンビア・ヴァレーAVA制定時の最終規則に挙がっている品種。規定上の義務ではない(1984年当時の実態)
- コンカ・デ・バルベラDO白
系統
親:VIVCに記載なし
子:マスカット・オブ・アレキサンドリア
メモ
マスカット・オブ・アレキサンドリアの親。マスカット香の源流にあたる品種。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=8193VIVC 8193。親は記載なし。
味わいInter Rhône(ローヌワイン委員会)
https://www.vins-rhone.com/en/muscat-blanc-petits-grains-grape-variety「intensely aromatic wines」「notes of orange, brown sugar, barley sugar, raisin and flowers」「juicy and sweet flesh」
品種解説サントリー ワインスクエア
https://www.suntory.co.jp/wine/series/knowledge/recommend/muscat.html「マスカットそのものを頬張るようなフルーティーな味わいと甘さ」。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。