
日本では生食用ぶどうとして知られているが、世界では甘口ワインの原料としての存在感が大きい。花のような香りとはちみつのような甘さが持ち味。ワインとしての国内流通は少なく、3,000円以下ではほとんど見かけない。
香り
産地・造りによる違い
南アフリカでは「ハーネポート」と呼ばれ、デザートワインや干しぶどうに使われる。スペイン・マラガの甘口も有名。日本では岡山県が生食用の主産地で、県産ぶどうを使ったワインも造られている。
合う料理
各国のワイン公式機関・生産者団体・輸入元の解説に挙げられていた料理です。それぞれ料理から探すの該当ページにつながっています。
親のミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランが香りの源流。子のトロンテス・リオハーノは、同じ香りを辛口で楽しめます——手に入りやすさもこちらが上。
この品種が認められている産地
原産地呼称や地理的表示の規定で、この品種の使用が認められている産地です。規定そのものは各産地のページから確認できます。
- プリオラートDOQ(スペイン語表記 DOCa)白の認可品種
- マイポ・ヴァレーDO原文表記: Moscatel de Alejandría (Blanca Italia)
- ルエダDO認可品種 / 原文表記: Moscatel de Alejandría
- ペネデスDO原文表記: Moscatel de Alejandría
- ヘレス(シェリー)DO原文表記: Moscatel de Alejandría
- セトゥーバル(モスカテル)DOC原文表記: Moscatel-Graúdo
- カリニェナDO白の副品種 / 原文表記: Moscatel de Alejandría
- カンポ・デ・ボルハDO原文表記: Moscatel de Alejandría
- カラタユドDO原文表記: Moscatel de Alejandría
- ラ・マンチャDO原文表記: Moscatel de Alejandría
- テラ・アルタDO認可品種 / 原文表記: Moscatell de gra gros
- コンカ・デ・バルベラDO白
系統
親:エプタキロ × ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン
子:トロンテス・リオハーノ
メモ
日本では生食用ぶどうとして有名。ワイン用としては、トロンテス(アルゼンチン)の親にあたる。
出典
親子関係VIVC
https://www.vivc.de/index.php?r=passport%2Fview&id=8241VIVC 8241。Pedigree confirmed by markers: HEPTAKILO × MUSCAT A PETITS GRAINS
味わいWines of South Africa (WOSA) (公的機関の記述が限られるため参考扱い)
https://www.wosa.co.za/The-Industry/Varieties-and-Styles/White-Wine-Varieties/「Hanepoot delivers a strong, flowery bouquet and intense honey flavour」。記述は1文のみ。
品種解説サッポロビール(グランポレール岡山)
https://www.sapporobeer.jp/wine/gp/products/detail/product26.html「華やかな柑橘系の広がりのある香り」「上品で心地良い甘さ」。
各品種の解説は、生産者団体・原産地呼称団体・各国のワイン公式機関、および国内の輸入元・酒類メーカーが公表している品種解説を複数つき合わせ、当サイトが書き起こしたものです。原文の転載ではありません。根拠にしたページは各品種の出典欄からたどれます。